味噌おじやで、冷えた腸を温めよ!
「病気は冷えた腸から始まる」・・・ということは、もう皆さん周知の通りですね。腸を冷やす食材は普段からなるべく摂取しないほうが賢明です。
朝は、ヨーグルトにフルーツ、牛乳をかけたシリアル・・・。とてもヘルシーに聞こえるかもしれませんが、マクロビの世界では、これはぞーっとするほど危険な朝食。腸が冷えっ冷えになること間違いなし。
陰性体質になってしまうと、風邪もひきやすく、治りも悪いです。この体質を改善するのは、長期戦となりますので、これはまたいつかご紹介するとして、今日は、うっかり風邪を引いてしまった時の食事について、です。
風邪の時の食事は、とにもかくにも温める。そして食べ過ぎない。
今の季節にぴったりのメニューは「味噌おじや」です。
作り方は簡単。材料も、冷蔵庫にあるものがほとんどです。
豆味噌は使わない人が多いように思いますので、持っていない人は、買っておくことをおすすめします。豆味噌は、魔法のように本当に身体が温まる素晴らしい調味料なので、常備しておきたい一つです。
材料: 豆味噌、玄米、昆布だし、干し椎茸、長ネギ、油揚げ
作り方は、土鍋に昆布だしをはり、干し椎茸も入れ、火にかけます。昆布と干し椎茸の両方が揃わない時は、どちらかでもオッケーです。でも風邪の場合の養生食としては、干ししいたけがあったほうが効きます。
煮立ったら、長ネギ、油揚げ、炊いた玄米を入れて、グツグツ煮て、最後に豆味噌をお好みの量いれてください。これで出来上がり。
冷蔵庫の余り野菜を入れても美味しいですが、風邪の場合は長ネギは必須。
写真の味噌おじやは、一つ目は白菜と油揚げ、干ししいたけ、長ネギが具材です。二つ目のは、しめじと干ししいたけ、ほうれん草、長ネギです。
二つとも、トッピングに、おろし生姜をちょこっと添えています。これも体を温めてくれる嬉しい食材。
肉好きな人は、おそらくこれに鶏肉を入れたくなるでしょう。美味しさを追求するならそれも良いです(確かに美味しい・・・)が、鶏肉は酸毒がたまりやすいため、私は入れません。特に風邪の時や体調不良の時は、絶対に入れないです。
お肉がなくても油揚げがこってり感に貢献してくれますので、基本はお肉なしで作ってみてくださいね。豆味噌と油揚げだけで十分ボリューム感あります。
全ての病は腸由来と言われます。冷やさないようにしましょう。