AGE WELL

スローなエイジングのために

人体実験

健康法ほど、人によって違うものはないような気がします。

たとえ家族、親友、恋人同士であっても、信じている健康法はかなり違います。

私と主人も、健康法については全くの正反対。

「少しくらいきつい運動をするのがよい」私

「きつい運動はしない方が良い」主人

「食事は、一日に何品目も摂取する必要はない。粗食が一番」私

「一日に何品目も食べ、いろんな栄養素を摂取すべき」主人

「卵は食べない方が良い」私

「卵は完全栄養食品。栄養バランスのためにも毎日食べるべき」主人

「動物性たんぱく質は極力避ける」私

「動物性たんぱく質は、野菜を食べればたくさん食べても害はない。むしろスタミナになる」主人

「仕事で疲れたのなら、身体を動かすべき」私

「仕事で疲れたら、寝るのがよい」主人

そして、専門家の間でも、意見は様々。それに、自分の身体の特性が加わるのですから、どれを実践したら良いのやら・・・

ですから、やってみるとよいと思います。そう、自分の身体を使った人体実験です。

まず自分が信じている方法を、徹底的に2週間やる。そしてその結果を見る。

例えば、私がよくないと思っている砂糖と小麦粉。この二つを一切(本当に、一切!)摂取せずに2週間過ごす → 身体の変化を見る。というように。

運動も同じこと。2週間やってみて、身体の変化を見るとよいと思います。

ただし・・・食事にせよ、運動にせよ、試したこと以外のものがあまりにでたらめであったら、その実験は信頼性の低いものになるかも。

それでも、やはり実験するのと、しないのとでは、大違い。

本、雑誌、テレビやコマーシャルの言うなりになっていては愚かすぎます。自分の身体は自分でしか責任を取れません。健康法の情報ばかりを取り入れて、頭でっかちになってしまってはいけません。やらなければ分からないのです。

人は、自分がこれまでやってきたこと、または今やっていることが正しいと思いたいがために、自分のやり方を肯定する意見や理論ばかりを好んで信じる傾向にあるようです。

先入観を捨て、自分の身体を使って実験してみること。それに尽きます。そしてその結果を冷静な目で見ることです。自分に都合のよいように解釈せず。。。

ちなみに、私たちは、今自分が選択していること(例えば、飲酒、喫煙、贅沢な食生活など)をやめたくないので、それをやめることはせず、何かをつけ加えようとします(サプリメントを活用する、ホットヨガに通う、酵素ドリンクを飲むなど)。でも、打ち消し作戦はやめた方がよいのです。それよりも、今やっている悪癖をやめる方が、お金も時間もかからず、なおかつよい結果が出ます。

 

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