AGE WELL

スローなエイジングのために

薬は飲まない方がよい?

私は自然食で健康管理をしているので、友人・知人から健康管理についていろいろ聞かれることが多いです。

その中でもよく聞かれるのはお薬のこと。

「病院で薬を処方されたけれど、薬は身体によくないと言うし、それほど効き目がないのであれば飲まない方がいいのかな。どうしたらいいでしょう。城田さんはお薬飲んでますか?」

こんな質問です。

私は甲状腺の持病があるので、お医者さんには定期的に行って数値のみチェックしています。その時に、当然処方箋によるお薬を出されますが、飲んでいません。

ちなみに風邪薬も頭痛薬も飲みませんし、痛み止めも使いません。

食箋料理(特定の症状に効果がある食材を使って調理することで、症状を改善させたり止めたりする方法)と自然療法で自分の健康を管理したいので、薬は飲んでいないのです。幸い、そのやり方でうまくいっています。今のところは・・・です。この先もっと歳をとったらわかりません。また、生死を分けるような事態が起きたら、わかりません。

食箋料理は、とても便利です。例えば、ぎっくり腰には少食にして梅醤番茶を、糖尿病にはネギの白根入りの小豆かぼちゃを、気管支炎にはれんこんの節入り玄米スープを、前立腺肥大には大根おろしやひじきこんにゃくを・・・といった具合です。

怪我にもよいです。急な出血時には胡麻塩を飲みます。本当に止まるのです(ただし、胡麻と塩の割合に注意)。

また、病状によって避けた方がよい調理法や食べ物もあります。

自宅の台所で作る食箋料理はとにかく安心。身近な材料で作れるし、私の強い味方です。体調不良になっても慌てません。

でもこういった方法を知らないのであれば、あるいはあまり信用できないのであれば、お医者さんが処方してくれたお薬を飲めばよいのです。

もちろん食箋料理の他にも選択肢はあると思いますので、それでもよいのです。ただ、お医者さんの処方箋による薬、あるいは市販の薬以外の選択肢を持たない人は、お薬を飲んだ方がよいのではないでしょうか。でなければ、病気や体調不良に対して何の手立てもなくなってしまいますよね。

薬は確かによいことばかりではありません。だからと言って、飲まずに何もせずにいる、と言うのは危険すぎます。

お薬に限ったことではありませんが、健康管理においては、選択肢を持つことが大事ですね。方法をいくつか知っていれば、よい方(あるいは、ましな方)を選ぶことができます。

f:id:shirota24:20210307171004j:plain