健康管理と家族との関係
一般に、あくまでも一般に、男性は、健康管理が女性よりも不十分だと思います。特に、食生活に関して「素晴らしいな」と思える男性は私の周囲では、誰もいません。
やはり総じて女性の方が、食事管理に関心が高く、健康に気を使った食生活を実践しているような気がするのです。もちろん例外はあるけれど。
すると、夫婦であれば、奥さんが食事管理の責任者みたいになることが自然多くなるわけです。実際に私の周囲でも、ご主人の方が食事管理を率先してやっている夫婦はいません。
つまり、食生活は健康づくりの基本中の基本であるにもかかわらず、奥さん任せにしている男性が多いということです。
ところが、もし奥さんが健康な食生活に無頓着だったとしたら・・・
そしてその奥さんのご主人が「健康のために、玄米ご飯と自家製の梅干しが食べたい。そして穀類・野菜・肉の割合は5:2:1 で!」と思ったとしても、それは叶わぬ夢となるのです。
女性が、毎晩デパ地下のおかずで食卓をいっぱいにしたり、化学調味料やお砂糖をふんだんに使って美味しい料理を作ったり、体を冷やす食材を好んで使ったりしていたら・・・それが毎日続いたら・・・そしてそれを「あー、美味い、美味い」と旦那さんが喜んで食べていたら・・・
旦那さんは病気になってしまいます。ゆっくりと・・・
そう考えると、怖いですね。
今のは、奥様が健康志向でない場合のお話ですが、もしも奥様が健康志向だったとしたら。。。それで、うまくいくかというと、必ずしもそうとは限りません。
体に良い玄米を主食にし、無農薬野菜を選び、野菜中心、そしてできるだけ粗食で健康管理をしようと思っても、旦那さんが「またこんなつまらない食事なのかー。とんかつとか唐揚げをたっぷり食べたいよ!」と不服を言えば、健康に良くないと思いつつも、つい折れてしまう奥様の方が多いのではないでしょうか。
実際に私の女友達でも「本当は野菜中心にしたいんだけど、主人が野菜がダメで。。。でも自分と主人の二種類の食事を作るのは時間的に無理だし。。。」とか
「玄米がうちの主人、食べられないのよー。だから、うち白米またはパンなの。本当は玄米が食べたいんだけど。。。」とか、
仕方なく食生活をご主人に合わせている、という人が多いですね。
そして旦那さんの不健康な食生活に、奥様の方が次第に付き合うようになり・・・・あーあ、道連れに。。。。
こう考えると、結婚する相手によって健康管理がだいぶ違ってくるのですね。健康管理が違えば、寿命も違います。
結婚相手を選ぶときは、健康管理ができる人かどうかをしっかりチェック・・・なんてことをしている人はまずいないですよね。
でも結婚生活は長い。4、50年間、食生活が一緒ですから。
健康の重要度は、人それぞれ。でもまさか結婚相手によって寿命が違ってくるとは、夢にも思いませんね。